職務経歴書の枚数が何枚が良いのかは、コンサルタントによっても意見がかなり違うようです。

「2枚が最適」
「いや、3枚だ」
「1枚にまとめなきゃ」

以下はあくまでも和多田個人の意見です。

そもそも、「何枚であるべき」という枚数ありきの考え方自体が間違っていると、私は思います。

  • 伝えるべき内容をしっかり盛り込み
  • 読みやすいレイアウト、文字の大きさで伝える

その結果がその人にとって最適な枚数なのです。

キャリアの長さや仕事の中身などによって、違ってきて当たり前です。

経験上1つの目安を言うならば、「結果的に」3枚になる人が比較的多いです。

まれに2枚で収まるケースもありますが、キャリアがかなり短い人などに限られます。

それなりの年数を踏んでいる人が、過去の職歴の説明だけでなく、アピール要素をしっかりと盛り込んでいけば、自ずと2枚では収まらなくなるのが普通です。

逆に、キャリアが長い人やアピール要素が豊富な人などは、4枚以上になるケースもあります。

ダラダラと冗長な書き方ではなく、しっかり記述内容を精選した上での枚数なら、それも十分に「有り」です。

実際、5枚でも普通に転職に成功している人もいます。

ただし、枚数が増える程精読率が落ちることも事実なので、詳細な実績は「別紙」として職務経歴書の本体と切り分けた方が良いケースもあります。

いずれにしても、枚数を考えるのは最後の段階であり、まずは評価されるだけの材料をしっかり盛り込むことが優先です。